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【合冊版】女はつらいよ[サイン入り]
¥1,100
真野いずみ(著) 推薦:福岡「本と羊」店主 神田裕 『女はつらいよ』は、社会の価値観に中指を立てる魂の叫び。絶望から光を掴む不屈の精神が、読む者の魂を揺さぶる。 「普通」の檻を壊し、新世界への扉を開く危険な一冊。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 朝日新聞社傘下サムライト運営の「かがみよかがみ」に投稿し、掲載されたエッセイをまとめた「女はつらいよ 増補版」、「女はつらいよ2 不良娘がやめられない」の合冊版。 2以降に「かがみよかがみ」に掲載されたもの、過去にラゴンジュルナル(サービス終了)に掲載されたエッセイを加え、加筆修正しました。 「女はつらいよ 増補版」は福岡の書店「本と羊」さんにて2024年の売上冊数10位に。 著者:真野いずみ 組版・デザイン:はちみつちひろ(小月デザイン) 発行:エチュードブックス 文庫/推薦文付き/138ページ 真野いずみ エチュードブックス店主、物書き。 機能不全家庭で育った虐待サバイバー、ノンバイナリー、アセクシュアル。 2025年「書くしか。書くしかないひとたちによるエッセイ集」で商業デビュー。 2020年からエッセイやコラムの執筆を始める。 2023年、文学フリマでエッセイZINE「女はつらいよ」を販売し完売。2024年「女はつらいよ増補版」「女はつらいよ2 不良娘がやめられない」を文学フリマにて販売。「女はつらいよ増補版」が福岡の書店「本と羊」さんにて2024年の売上冊数10位に。
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#選択的子なし 私たちの思うこと〈エチュードブックス編〉【ZINE】
¥660
エチュードブックス(編) ⭐️下北沢B&Bにて25冊を超える売れ行き! 女性として生まれながらも、妊娠・出産を選ばなかった4人の綴るエッセイ。 筆者 イヌコ ねぎ 青井 真野いずみ 発行:エチュードブックス A5/20ページ
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エトセトラvol.13 クィア・女性コミュニティ
¥1,540
水上文 特集編集 内容 「わたしたち」の場づくり、コミュニティ、言葉をアーカイヴする。 ウーマンリブから生まれたレズビアン・コミュニティ、伝説のレズビアン&バイセクシュアル雑誌、そして、Xジェンダーの語りや、様々なセクシュアルマイノリティの集まれる場所……。 フェミマガジン13号目は、「LGBTQ」から消されてしまいがちな女性やノンバイナリー/Xジェンダーの人々による、場所づくりや運動を記録する特集号。多数のインタビュー、寄稿、読者投稿「自分の存在を消されたと感じたことはありますか?」など。 水上文(みずかみ・あや) 1992年生まれ。文筆家・批評家。 書評・文芸批評等の執筆に加え、ジェンダー・セクシュアリティに関連したエッセイも執筆。「文藝」で文芸季評、丸善雄松堂「學鐙」で文芸季評、「朝日新聞」で「水上文の文化をクィアする」を連載中。また「SFマガジン」で「BL的想像力をめぐって」を瀬戸夏子と共同連載中。単著に『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)、企画・編著に『われらはすでに共にある 反トランス差別ブックレット』(現代書館)。
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書くしか。書くしかないひとたちによるエッセイ集
¥1,980
⭐️店主のエッセイが掲載されています⭐️ わたしたちは、書くしかないんです。 『書く』をテーマに、書くしかないひとたち113名によるエッセイを収録。 大クリエイター時代を共に歩むために。 全ての書くしかないひとたちへ捧げる、かくかくしかじか。 ☆漫画家・竹屋まり子先生[あくたの死に際(小学館)]推薦!☆ 「書くこととは挑戦だ、救済だ、復讐だ、日常だ。剥き出しの命、リアルを見せてもらいました!」 【著者一覧】 赤木青緑 朱音ゆうひ 阿下潮 東里胡 あすみねね あっきコタロウ 天津佳之 蛙鳴未明 雨庭有沙 庵乃さか 石嶋ユウ 和泉 和泉桂 磯崎愛 一初ゆずこ 伊藤なむあひ 暇崎ルア いわさきはるか 卯月みか えきすときお 江夏みどり 蛙田アメコ 駆里もぐ かぼちゃ太郎 烏丸紫明 きたみまゆ 木爾チレン 黄間友香 きよたゆい 草加奈呼 楠八重彩 栗山心 小池さくら こい瀬伊音 神戸遥真 小谷杏子 梧桐彰 こばやしきよ 小山征二郎 今野直倫 佐倉麻里子 百百百百 皐月うしこ 澤檸檬 渋皮ヨロイ 十三不塔 白里りこ 杉森仁香 鈴木輝一郎 千羽稲穂 千里直 蒼真まこ 染井雪乃 大門櫻子 太鳳未生 高峰芙蘭 竹本祐子 橘詮剛 巽百合 筑前助広 月越瑠璃 天花寺さやか 冬至ハク 遠宮にけ 遠山彼方 鳥谷綾斗 長尾たぐい 中靍水雲 夏越リイユ 夏川大空 夏凪空 七尾えるも 七海まち 奈良ひさぎ 西門檀 西川崚 西野夏葉 にゃんた ねこ沢ふたよ 猫田パナ 蜂賀三月 八谷紬 花園メアリー 花千世子 日崎アユム 陽澄すずめ 緋村燐 氷堂出雲 藤白圭 ふじたごうらこ 不燃よだか 辺野夏子 ぼっち猫 本庄照 又吉ごはん 松田詩依 松田茉莉 真野いずみ 蜜柑桜 水田みさと みずのまい 村崎キコ 紫冬湖 望月麻衣 谷津矢車 柳川麻衣 山川陽実子 ゆーき 結城熊雄 有木珠乃 ゆずはらとしゆき 夢見里龍 渡良瀬十四
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【サイン本】随風01
¥1,980
『随風』01 岸波龍さん、西一六八さんのサインが入っています。(ほか三人はランダム) ※おひとり様1冊まで 目次 巻頭随筆 宮崎智之 船出にあたって 平林緑萌 随筆特集「友だち」 浅井音楽 海猫沢めろん オルタナ旧市街 かしま 岸波龍 早乙女ぐりこ ササキアイ 作田優 鈴木彩可 竹田信弥 友田とん 西一六八 野口理恵 批評 柿内正午 仲俣暁生 横田祐美子 座談会 城崎にて、香川にて 森見登美彦 円居挽 あをにまる 草香去来 編集していない編集者の編集後記 北尾修一
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「働けない」をとことん考えてみた。
¥2,090
栗田隆子(著) 働かない、働けない、働きたくない……。 「普通の働き方」ってなんだろう? ロスジェネ世代、非正規雇用、職場のハラスメント、 うつと休職、生活保護、障害年金── 『ぼそぼそ声のフェミニズム』著者がつづる 〈働けない〉側から考える、あたらしい労働論。 「ウェブ平凡」で話題を呼んだ好評連載に、書き下ろしを加え書籍化!
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鬱の本
¥1,980
本が読めないときに。 鬱のときに読んだ本。憂鬱になると思い出す本。まるで鬱のような本。 84人の「鬱」と「本」をめぐるエッセイ集。本が読めないときに。 著者(抜粋) 瀧波ユカリ 鳥さんの瞼 西崎憲 永井祐 初谷むい 東直子 点滅社 B6変形判/本文196頁
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生きる力が湧いてくる
¥1,980
野口理恵(著) ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 株式会社rn pressは2023年で設立3年目になる。社員は私一人だ。アルバイトもいない。今回初めて版元日誌を依頼されたので自己紹介をしたいと思う。とはいえ、明るく楽しく自社を紹介したいところだが、なぜ私がいまの仕事を始めたかを語るにはどうしても生い立ちが深く関係していて、せっかくの機会なので自分のことを少し話そうと思う。42歳の若輩者の戯言だと思って、ぜひご一読いただきたい。 * * * 私は母と兄を自死で亡くしている。父も十代で他界し、祖父母はもういない。一度結婚をして息子がいるが親権は離婚した元夫がもっている。私はおそらく多くの人がもつ家族観をもっていない。おそらくこれからももつことはできない。小説やドラマに出てくるような家族像は、私にとってはドラマや小説のなかの話だ。ほんのわずかな記憶から血縁への強い憧れはあるのに、それが自分ではうまくつくれないことにいつも不甲斐なさを感じている。
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平熱のまま、この世界に熱狂したい
¥968
宮崎智之(著) あとがきより 『弱いままで生きていく(後略)』──。 アルコール依存症、離婚を経て、取り組んだ断酒。自分の弱さを無視して「何者か」になろうとするより、生活を見つめなおし、トルストイとフィッシュマンズなどに打ちのめされながらも、すでにあるものを感じ取るほうが人生を豊かにできると確信する。様々な文学作品を引きながら、日常の風景と感情の機微を鮮やかに言葉にする。新たに3篇を加え増補新版として文庫化。 解説 山本貴光・吉川浩満 カバーデザイン 小川恵子(瀬戸内デザイン) カバー作品 勝木杏吏 作品撮影 森田直樹 著者プロフィール 1982年、東京都生まれ。 文芸評論家、エッセイスト。著書に『モヤモヤの日々』(晶文社)、『中原中也名詩選』(田畑書店)、共著に『吉田健一ふたたび』(冨山房インターナショナル)、『つながる読書─10代に推したいこの一冊』(ちくまプリマー新書)などがある。
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元気のないおさむのにげにげ日記 うつ病クィアのみている日常
¥1,870
元気のないおさむ(著) ※元気がなくても読めます。 「社会にはびこる不寛容、不正義、ままならなさ。それらをつぶさに反映し、生きる身体の記録」--少年アヤ推薦! 「精神障害」の「性的マイノリティ/クィア」に立ちはだかる日常の壁。トラウマ、パートナーとの関係、そして就労・社会保障……。ぐったり寝ながら、逃げながら、「生活」と「社会」改善をめざしてつづられた、真剣で、たまに笑える日々の記録。 性的マイノリティ・メンタルヘルスの問題から社会をみるコミックエッセイ&インタビュー。
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ケアをクィアする【ZINE】
¥1,650
本屋メガホン(編) 大きな枠組みや制度と紐づけて語られやすいケアという行為や営みを、縫いぐるみやネイル、本屋、編み物などの視点から改めて見つめ直しながら、ケアにまつわる慣習や規範、カテゴリー等を問い直し、脱中心化する(=「クィアする」)ことを目指すzine。 「する/されるといった関係性に依拠しないケア」や、「ゆるく磁場的に発生するケア」についてなど、個別具体的な営みや実践を丁寧に観察し言語化しながら、よりオルタナティブでフラットな目線からケアを考える。縫いぐるみ作家による漫画エッセイや、セーファースペースを目指す本屋同士の対談、パンク・アナキズムからケアについて考えるエッセイ、「ネイルしながらケアについて話してみた」イベントのレポなどを収録。 "本書の興味関心は、岡野氏によるケアの定義の「間違い」を指摘し、それとは違った「絶対唯一の」「正しい」ケアの定義を打ち立てることではなく、ケアという概念を中心に様々な人やテーマを巻き込んでその周縁をぐるぐる回りながら、ケアの定義を押し広げていく、あるいはケアの定義しにくさ/捉えにくさにみんなで大いに困惑することにある。”(「はじめに ケアの定義に対する違和感」より) "何か新しいものを作り出したり発見したりするよりも、ものの見方や関係性のあり方を「創造的に踏み外す」手助けをしてくれる、それがケアの持つ働きの一つなのかもしれない。…こういったケアの働きは、不確かな社会の中で、ままならない身体をどうにか乗りこなしたり、時に振り落とされたりしながら生きる私たちにとって、確かな拠り所になりうるのではないかと思う。"(「おわりに ままならない「舟」をたしかに漕いでいくために」より)
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慣れろ、おちょくれ、踏み外せ ――性と身体をめぐるクィアな対話
¥1,980
森山至貴・能町みね子(著) “みんな”でいたくない“みんな”のために 「LGBT」に分類して整理したら、終わりじゃない。 「わからない」と「わかる」、「マイノリティ」と「マジョリティ」を 行き来しながら対話する、繊細で痛快なクィアの本。 ときに反抗的で、しなやかな態度は明日への希望に――。 性、恋愛、結婚、家族、子孫、幸福、身体、未来―― バラバラのままつながった壮大な「その他」たちが、 すべての「普通」と「規範」を問い直す。 「『普通』や『みんな』という言葉に己を託したり託さなかったり、託せたり託せなかったりする読者のみなさんを、風通しのよい、というよりは強風吹きすさぶ場所へと連れて行ってしまおうというのが私たちの企みです。どうぞ、遠くまで吹き飛ばされてください」(森山至貴「はじめに」より) 「ワクワクだけでも足りません。ヒヤヒヤするかもしれませんし、何か責められたような気分でイライラしたり、何様だコイツ、という思いでムカムカするかもしれません。逆に、全然言い足りてないぞ、と思うこともあるかもしれません。そのくらいのほうが普通じゃないかと思います。そのくらいでないと、私たちも語った甲斐がありません」(能町みね子「おわりに」より)
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【ZINE】あなたとケーキをシェアするためのいくつかの方法
¥1,650
「他者に性的/恋愛的な惹かれを感じない」アロマンティック/アセクシャル(Aro/Ace)で、あらゆる差別に反対するフェミニストで、ADHDで、ドラァグ・パフォーマーの「Moche Le Cendrillon」による初めてのZINE。 間違った偏見を持たれたり、情報にアクセスしにくかったり、クィアコミュニティの中でも透明化されたりしやすいAro/Aceの、多様で複雑な経験について語り、書き残し、"あなた"とシェアするために制作されました。 Aro/Aceのオンラインコミュニティで用いられる象徴の一つに「ケーキ」があり、「セックスよりもケーキが好き」といった冗談に由来しています。まとまらないエッセイやもたついた対談、極私的で個人的な私の経験という名の「ケーキ」を、お茶を飲みながら他愛もないお話をするように楽しんでいただけたら嬉しいです。 著者:Moche Le Cendrillon 発行:本屋メガホン 判型:A5 / 無線綴じ / 80ページ デザイン:和田拓海(本屋メガホン)
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本屋メガホンの営業日誌1
¥1,650
本屋メガホン(著) 社会的マイノリティについて書かれた本をメインに取り扱い「小さな声を大きく届ける」ことをコンセプトに掲げる新刊書店「本屋メガホン」がメールマガジンにて配信している営業日誌を一冊にまとめたZINE。お店を運営する中で考えたことや、小さな社会運動として本屋を運営すること、それにまつわるモヤモヤなどについて。 “本誌を制作する過程で改めてこの1年間を振り返ってみると、パレスチナに連帯する大規模なデモに初めて参加したり、小さなデモを友人と企画したり、店内で読書会を継続的に開催したりと、パレスチナで起こる虐殺と民族浄化に対して、個人が運営する一書店としてどう抵抗できるか考え続け、実践し続け、そこから何を感じたか、という記録としても読めるかもしれません。”(「はじめに」より) “お客さんに、パレスチナ関連の本が多いですが関心がおありなんですか?と聞かれて、関…心……と思って一瞬フリーズしてしまった。「興味/関心がある」という言い方だったり、パレスチナ「問題」として自分とは関係のない外部にあるものとして他者化する言説に、最近なんとなく違和感を感じるようになってきて、この問いかけにもなんだかモヤモヤしてしまった。「われわれの」問題やろがい、という気持ちになる。”(「241006_営業日誌」より) 本屋メガホン【著】 フェミニズムやジェンダー、障害福祉、移民難民に関する本など社会的マイノリティについて書かれた本をメインに取り扱い、「小さな声を大きく届ける」ことをコンセプトに、新刊書籍の販売やオリジナルのZINEの制作販売を行っています。
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【ZINE】透明人間さよなら 新装版
¥1,320
和田拓哉(著) "ゲイに生まれて嫌だなと思う瞬間は、自分が発した言葉で大切な人をこの世からいないことにしてしまう瞬間だ。あえて過激な言葉で表現すると、自分の恋人を自分の手で殺す瞬間だ。同棲しているのに一人暮らしだと嘘をつく時、彼のことをただの友達だと説明する時、僕はこれまでゲイとして生きてきて何回も恋人を殺したし、ゲイである自分自身を殺してきた。言葉で。自分を守るために発した言葉がブーメランみたいに返ってきて結果的に自分を傷つけるという何とも滑稽なループの中で生きてきたと思う。"(「はじめに」より) 社会的マイノリティについて書かれた本をメインに扱う新刊書店「本屋メガホン」が2023年1月に刊行したZINE『透明人間さよなら』の新装版。ゲイとして生きる本屋メガホン店主がこれまで感じてきた違和感や、「小さな声を大きく届ける」ことをコンセプトとする本屋を始めた経緯などについて書かれたZINEです。 「透明人間」のように、ないものとして扱ってきたゲイとしての自分自身やパートナーの存在を「自分の手で書くことによって取り返す」ことを試みた本書は、まずは店主自身の「小さな声を大きく届ける」ことで、本屋メガホンのコンセプトを体現するようなものになればという思いから制作されました。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 新品のZINEですが、裏表紙にややきずがあります。
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母にはなれないかもしれない 産まない女のシスターフッド
¥1,650
若林理央(著) 「子どもを産まない」その一言が言いづらい 「なんで産まないの?」「次は子どもだね」「産んだらかわいいって思えるよ」「産んで一人前」 友だち、親、同僚、パートナー、SNSの言葉に戸惑い、傷つく女性たち。 女性たちの「産まない・産めない・産みたくない」を丁寧に聞きとったインタビューと著者自身の「産まない」を紐解くエッセイから見えてくる、日本の女性たちのリアル。
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女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選
¥1,980
北村紗衣(著) あのヒロインみたいになれたらいいな、私と同じだな、私とは違うけどステキだな……。 映画を見ることで、女性であること、少数派であること、自分自身でいることの楽しさに気づける。 もっと楽しく生きる準備をするために、あなたを待っている映画がきっとある。 クラシックな名作から近年の話題作まで、 労働問題、恋愛とセックス、フェミニズム、クィア、人種、民族など、 多様な視点から厳選した100本の映画ガイド 四六判、並製、224ページ
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いいお店のつくり方[保存版]
¥2,200
ふだん何気なく「あそこ、いいお店だから」と口にするけれど、 あらためて、いいお店って?って聞かれたら、なんて答える? そもそも、いいお店の“いい”ってなんだろう。 大阪に拠点を構え、地域としてのローカリティだけでなく、感性や共感といった同時代性的ローカリティを軸とした、雑誌「IN/SECTS」。 Vol.6.5(2016年刊)とVol.9(2017年刊)では「いいお店のつくり方」と題して、編集部それぞれがオンリーワンの“いい”と考えるお店を紹介してきました。それは、立ち飲み屋、書店、フランス料理店、レコードショップ、銭湯など…多岐にわたるお店の、開店までの経緯や店主の秘めたる思いに迫る“いい”をひもとく試みでした。 本書では、そんなVol6.5とVol.9に収録した約6年前の記事とともに、コロナ禍を経た2022年、どのような考え方のもとお店を続けているのか、改めて取材を敢行。当時それぞれの店主が描いていた“いい”は変わったのか、道半ばなのか? それとも以前と変わらぬ思いで働いているのか。 17店のオンリーワンな道のりを、お楽しみください。 <いいお店のつくり方 取材先 一覧> 1 アノニム(フランス料理店) 2 井倉木材(立ち飲み屋) 3 サウナの梅湯(銭湯) 4 スペース・オー(オルタナティブ・スペース) 5 誠光社(書店) 6 ビヨンドコーヒーロースターズ(珈琲焙煎所) 7 ホラオーディオ(オーディオメーカー/スペース) 8 ミズタマ舎(器と生活雑貨) 9 メディテーションズ(レコードショップ) 10 スジャータ/豆醍珈琲(コーヒーとお酒) 11 LVDB BOOKS(新刊古書店) 12 アニエルドール(フランス料理店) 13 VOU(雑貨、ギャラリースペース) 14 酒菜の大きに/オキニコウ(立ち飲み屋) 15 IMA:ZINE(アパレルショップ/ギャラリー/編集業) 16 VINYL7 RECORDS(中古レコードショップ) 17 タビコーヒーロースター(焙煎所・コーヒースタンド) 特別寄稿 井川直子/吉本ばなな -------- *仕様: 496ページ/サイズ四六判/定価: 2,200円(本体2,000円+税)
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【特典付】高円寺グルメガイド【ZINE】
¥600
海猫沢めろん(著) 【特典】画像2枚目のシールが付きます。 まえがき 俺の名前は海猫沢めろん。本名だ。雑文を書いて暮らしてる売れない作家だ。いろいろあって高円寺に住んでる。なんでここにいるのかはまあ俺のエッセイなんかを読めばわかるから説明しない。まさか人生の後半戦でこんなことになるなんてな。人生はうんざりするようなクソみてえなトラブルばっかりだ。それでも俺はこの街で暮らす俺が好きだ。高円寺って街はサブカルの聖地とか言われてるけど、要するに飲んだくれと飯好きが集まるカオスな場所だ。駅前はチェーン店もあるけど、一歩裏道に入れば個性的な店がゴロゴロしてる。狭い店、クセのある店主、謎のメニュー、全部ひっくるめて高円寺の味ってやつだ。 このグルメガイドは、そんな高円寺の飲み食いスポットをゆるーく紹介するもの。別に高級レストランとか洗練されたグルメじゃない。むしろ、安くてうまくて面白い店ばっかり。でもまあ、結局のところ店の良し悪しってのは雰囲気とタイミング次第。隣の席の常連がやたら絡んでくるのも高円寺の日常。酔っ払いが路上でギター弾いてるのも日常。そんな雑多な空気が嫌なら武蔵小杉とか東横線にでも行ったほうがいいかもな。とにかく、このガイドは高円寺の雑多なグルメを楽しみたい人向けだ。腹を空かせてふらっと歩けば、どこかしら面白い店に出くわすのがこの街のいいところだ。深く考えずに飲んで食って、この街のノリを楽しんでくれ。
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【特典付】めろんと『檸檬』を読む【ZINE】
¥600
『梶井基次郎『檸檬』読書会 めろんと檸檬を読む』は、名作『檸檬』を題材にした読書会の内容をまとめた冊子です。 【特典】画像2枚目のシールが付きます。 VR的想像力、ひそやかなたのしみ、語り直し、いきぐるしさ、技術と感性のバランス……12人の参加者がゆるーく『檸檬』をかたります。 ▼仕様: 『梶井基次郎『檸檬』読書会 めろんと檸檬を読む』 判型:A6 中綴じ 38P
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労働厨【ZINE】
¥500
ruco(著) 1年間で180ヶ所で働いた。 労働オタクが書くあたらしいカタチの労働エッセイ! このZINEは持ち歩ける”パワー”!! 自他ともに認める「労働」である筆者のまなざしは、ミクロながらも社会全体を捉えている。 働くってもっと苦しくなかったっけ? どうしてこんなにもパワフルに歩いて走って考え続けられるんだろう......?その原動力の正体は「やりたいからやる!」ただそれだけだった。 「やらなきゃ」に潤れそうなすべての人にこの文章が届きますように。
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【BB】映画、柔らかい肌。映画にさわる
¥1,980
金井美恵子(著) 定価2640円 「映画、柔らかい肌」「愉しみはTVの彼方に」など、映画エッセイ大集成。幼年期の映画館の闇の記憶から、ルノワール、ロメール、エリセ、最新作までスクリーンとのめくるめく体験を語る、魅惑の一巻。 [特別収録]2014年、山田宏一による、最新ロングインタヴュー/金井久美子インタヴュー「こうして本は作られる」
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【BB】猫、そのほかの動物
¥1,320
金井美恵子(著) 金井美恵子エッセイ・コレクション[1964-2013] 定価1980円
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精選女性随筆集 向田邦子
¥1,100
向田 邦子(著)、小池 真理子(編) 目次 「第一部 一九七四~七七年」 テレビドラマの茶の間 寺内貫太郎の母 名附け親 字のない葉書 魚の目は泪 ごはん 子供たちの夜 勝負服 女を斬るな狐を斬れ 男のやさしさ考 ゆでたまご 父の詫び状 「第二部 一九七八~七九年」 隣りの神様 草津の犬 マハシャイ・マミオ殿 中野のライオン 新宿のライオン 胸毛 青い目脂 キャベツ猫 箸置 ポロリ パセリ 「第三部 一九八〇~八一年」 襞 お弁当 職員室 「食わらんか」 夜中の薔薇 反芻旅行 傷だらけの茄子 きず 泣き虫 ミンク ヒコーキ 桃太郎の責任 お手本 解説 高橋行徳 略年譜